代表の石田です。 いずれ自身のブログをアップする予定ですが、初心者ゆえウオーミングアップにて書かせて頂きます。 先月末にメキシコのソノラ州へかぼちゃの視察に行ってまいりました。 弊社はこの地で約20年近く前から日本市場向けのかぼちゃを栽培しております。 メキシコ産かぼちゃのパイオニアとして上陸した当時は、生産者数名と契約した栽培面積約50ＨＡのみ。 その後、続々と競合他社も参入しいまや総栽培面積1600ＨＡ、輸出金額ベ−スにて約20億円規模の一大産地に成長しました。 『適地適作』、ソノラ州は広大な乾燥地で虫害が少なく、昼夜の温度差が激しいので糖度（果実の甘み）がのりやすい露地野菜の生育に向いた産地です。 冬なら昼はＴシャツ、夜はコ−トがいるぐらいで、日中の温度差は20度ぐらいあるでしょうか、日本にはない生育環境です。 しかしこの昼夜の温度差がメキシコ産ぼちゃの食味の良さの大きな要因です。 弊社は国産化の流れに沿い、かぼちゃに関しても北海道・宮古島と産地開発を進めておりますが、食味の良さ、国産の少ない時期に入荷できる生産地である利点を考えると、まだまだメキシコは生き残る産地と考えています。
