GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

奄美大島徳之島産の生姜

会長の石田忠章です。
大規模な豪雨災害に見舞われたばかりで、このところ奄美大島のニュースがよく流れておりますが、奄美諸島のひとつ徳之島で育てられている生姜栽培の様子を見に行って参りましたので、ご報告。
徳之島は鹿児島から468kmの地点にある、年平均気温21.3℃の亜熱帯性気候の島で、島の中央部を南北に連なる山(原生林)が雨を貯え、水が枯れることがないとのこと。土壌は酸性土壌の本州と、石灰質土壌の沖縄との中間に位置している為、ミネラル豊富な赤土と花崗岩の風化土壌が中心。離島であることから、本土に生息する病害虫が少なく農薬に頼らない生産が可能ということで、素晴らしい風味の生姜を作る産地であります。
↓見渡す限りの生姜畑


他産地で栽培されている生姜より、栽培期間が長いために、徳之島では生姜の花が開花し完熟し、辛み成分であるジンゲロンやショウガオールが他産地の生姜とは比べ物にならないくらい多く含まれ、香り、色が非常に良いのです。
↓そろそろ収穫期ということで、生姜の花を生まれて初めて見ることができました。

生姜は「食べる薬」と呼ばれ、近年注目の食材です。その秘密は辛味成分ジンゲロンやショウガオールにあります。発汗作用や殺菌作用あるため風引き予防や食欲増進、健胃作用、整腸作用の働きがあり、さらに血液循環を促進させ冷え性の改善など多くの薬効があると言われています。私も生姜は大好きで、美しい生姜の花にすっかり魅せられてしまい、同じ生姜を食すなら、これからは完熟した徳之島の生姜を食したいと思います。皆様もスーパーなどでお買い物をされる際に見つけたら、是非一度召し上がってみてください。
掘りたての徳之島の生姜、もちろん弊社でも扱っております。よろしかったら各営業にお問い合わせください。
私はこの生姜をもっと使いやすくするためにパウダー状にしました。パウダーで繊維が残りませんので、牛乳・お茶・みそ汁・スープ・紅茶に溶くことができます。 くず湯にしょうがパウダーと砂糖(蜂蜜、水あめ)を加えると美味しく飲めます。 煮付けや調味料にも使えます。50gと100gでこれから販売しようと思っております。ご興味をお持ちの方は、こちらの方もよろしく。どうぞお気軽にお問い合わせください。