GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

お手軽アンチエイジング

斜め向かいの席に座っている20代女性から国民的アニメ「一休さん」を知らないと言われ、いやでもジェネレーションギャップを感じ始めた30代半ばの営業一部T島です。「せめて精神的には若くありたい。」なんてかっこ悪いことは言わずに肉体的な若さを保ちたい今日この頃です。
そこで人類共通の悩みである「老化」について本日は考えてみましょう。
最近の学説によると「老化」はAGEによって引き起こされます。AGEは別名「終末糖化産物」と言います。これが皮膚下で溜まるとシミになり、関節のコラーゲンに溜まると関節痛になり、眼球内の水晶体に溜まると白内障を引き起こします。 このAGEの正体は血液中から血管外にしみ出した糖分がたんぱく質と結びつくことで生成 されます。オーバーフローした糖分が体に蓄積されることが「老化」なんですね。
公式 「老化」=糖分×たんぱく質×時間
この老化のスピードは当然個人差があり、肉体年齢が実年齢より相当高い人もいれば相当低い人もいます。何が違うのでしょうか?
先にも述べました通り、血液中の糖分の量=血糖値が非常に重要なんです。老化を防ぐには糖分を血管外にオーバーフローさせないことですから、やはり日々の食生活が一番大切です。知り合いに美食家を自称する人がもしおられたら、うらやましいなんてもってのほかで老化街道をダッシュしているんだなと同情してあげましょう。それでは血糖値を保つにはやはり「食事制限」や「運動」なのですが忙しくストレスの多い現代人は分かっているがなかなか実行できない方が多いと思います。
そこでお手軽に実行できる超実践的な方法をお話しましょう。
血糖値は空腹時に糖分を取ることで急上昇します。それ自体は問題ないのですが上昇しすぎが問題なわけです。そうならならないコツは食べるものそのものより食べる順番なんです。
ここでようやく本日の結論ですが「食事の際はまず始めに野菜を食べ、その後でご飯を食べる。」ただそれだけです。食物繊維が糖分の摂取をおさえる効果があると同時に自然とご飯の量が減るそうです。これならば今日から早速実践できますね。「食前酒ならぬ食前菜」みなさん、ぜひお試しください。