大地をうるおして草木を生育させる「恵みの雨」という言葉があるように、天の助けのように降る雨がありますが、その真逆に天が怒っているように降る雨があります。私は個人的に雨の匂いも好きだし、雨の日が嫌いというわけではないけれど、この週末は、各地で活発な前線の影響で起きたゲリラ豪雨の被害の酷さに、目を覆いたくなりました。
情緒豊かな日本には、色んな雨*1が降るというのに、そんな情緒のかけらもないゲリラ豪雨。毎年台風やゲリラ豪雨などにより洪水、土砂災害などが多発していますが、今年は3.11があったからでしょうか、より自然の驚異を思い知らされています。
【↑写真】大雨で畑も道路も水没してしまいまった…。
【↓左写真】水にどっぷり浸かってしまった…。 【↓右写真】水が引いた後は作物が全滅していた…。
写真は、ゲリラ豪雨とその後に再び台風6号にも見舞われた徳島のミニチンゲンサイの産地です。ここまで水に浸かってしまうと、水が引いてからも大変で、農家の苦労を思うと心が痛くなります。このままお天気に恵まれ、災害さえ起きなければ、お盆の頃には畑も回復して、商品の出荷ができるようになるとは思うのですが…。
ミニチンゲンサイの復活、もうしばらくお待ちいただきますよう、心よりお願い申し上げます。
