GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

情報の不平等

いよいよ青森県でも今年のりんごの収穫が始まりました。弊社が管理しているりんごの自動販売機でも「ふじりんご」から新物の「つがる」に代わっています。 
下記の記事は9月2日付の陸奥新報という青森の地方紙に掲載された、早生りんご「つがる」から放射能物質が検出されなかったという記事です。私はこの記事を青森からファックスを送ってもらい読みました。一部のお米や魚では基準値以上のセシウムが検出されているので、青森のりんごで検出されなかったからと言って両手をあげて喜ぶわけにはいきませんが、少なからずとも青森のりんご農家は安心したことでしょう。 
そうです。青森ではこの記事が新聞の1面なのです。それだけ青森県民にとってこの記事は重要な情報なのです。しかしこのニュースが全国に流れたでしょうか? 全国のほとんどの消費者はこの情報を知らず、その中の数名は放射能汚染を気にしてりんごを買わないかもしれません。 人々を驚かせて不安にさせる奇々怪々な情報は瞬く間に日本を飛び越え、世界を駆け巡りますが、そのあとの本当に有益で必要とされる情報は全く取り上げられません。汚染牛の風評被害に苦しむ畜産農家の方は今もたくさんいることでしょう。 また、海外でも日本の農産物に対する風評被害がひどく、国産りんごの輸出量が大幅に減っています。   
情報とはなんと不平等なのでしょうか。 
取り上げられないなら発信するしかありません。
    「青森のりんごは安全です!」
少しでも不安があった方はこの記事を読んで、安心して青森のおいしいりんごを食べてください。
それから、「りんごの皮は農薬まみれだから食べない方がいい」っていうのも間違った情報で、しっかり残留農薬検査もされてますから、そのまま食べても大丈夫ですよ♪ 皮の部分に美白効果のあるりんごポリフェノールが多く含まれてますよ!(*^。^*)