東京オフィスです。
今日、久々にまとまった雨が降りました。関東は8月は本当に雨が少なく平年の15〜20％しか降ってません。
明日も雨の予報で、少しは農作物にとって恵みの雨になりそうです。
関東だけでなく日本全国高温が続いておりますが、今年は日本だけでなく西アジア、ヨーロッパ、北米、ロシアと北半球の至るところで高温少雨の異常気象が報告されています。北米の中西部に至っては春から高温傾向が続き、小麦・大豆・とうもろこしの生産量が４割以上減少するとのことで来年以降の穀物価格に影響しそうです。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/monthly/
気象庁ＨＰより
近年は毎年のように異常気象と言われるようになりましたが、全世界的にもその傾向にあるようです。そしてその原因とメカニズムについては偏西風（はるか上空の風の流れ）やエルニーニョ、ラニャーニャ（特定海域での異常温度変化）現象など指摘されるのですが、実際良く分かっていないのが実情です。
国内外の青果物を扱う弊社にとっては、この天候変動で１年で何度も一喜一憂する場面が多々あります。そのため、自前で資料を見て予測し少しでも早く対処できるようにと気象の勉強しつつも、苦手の数学・物理…悪戦苦闘中です。
