GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

味覚の変化

営業1部 H井です。
私が、この会社にきて数か月がたちました。
その間に、様々な野菜や果物の名前を目にしました。その様々な野菜の中でも私個人として、印象に残った野菜はゴーヤでした。ゴーヤといえば、その苦味がまず思い浮かべられると思います。私自身、実は10年以上前(中学生頃だったかと・・・)に食べたきり、この苦さがダメだった記憶しかなく、ずっと食べることもなく過ごしてきたのですが・・・。
しかし、この夏に食べる機会があり、以前より会社でおいしいと聞いていたこともあり、いざ食べてみると・・・とてもおいしい!ビールとも合う!
昔、食べることのできなかったあの苦味がむしろ癖になるとさえ感じ、この夏はゴーヤばかり食べていた気がします。(ゴーヤの栄養等については以前のスタッフブログにも書かれています。)
しかし、昔、子供のころは食べることの出来なかったもの、おいしいと思うことがなかったものが歳を重ね、おいしくなるということは、ビールだったりコーヒーだったりと、味覚が変化するという経験がある方もおられるのではないでしょうか。

少しだけ、ヒトの味覚についてふれてみますと、(様々な説があり一概には言えないようなのですが)、ヒトは味を認識する舌にある味蕾(みらい)という器官が年齢と共に衰え減少していき、味を感じにくくなるため、幼少のころは刺激が強く苦かったものを、大人になり食べることの出来るようになる。苦味というのは一種の毒であり、それを判断できない体である子供は舌で苦味を大人より過敏に感じるようにできている。ともいわれているそうです。
昔は苦くて飲めなかったビールを飲み、苦くて食べられなかったものを食べて、「自分も大人になったなぁ」などと思ったりもしますが、考え方によっては、これはある意味ただの老化で実は舌が鈍くなっただけ・・・ということなのでしょうか(笑)