GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

アリスの9か条はMVMの9か条

こんにちは。営業第2部のK谷です。

毎週日曜日の朝7:30からの30分間、NHKBSプレミアムで放映されていた「アリスのおいしい革命」をみなさまはご覧になっていたでしょうか?

アメリカで最も予約が取れないと言われるオーガニック・レストランのオーナーシェフであり、世界にオーガニック農業やスローフードを普及させ た立役者であるアリス・ウォータースさん。番組では「おいしい革命」を引き起こした彼女自身が自慢の料理の腕を披露しつつ、食に対する哲学を今語り、カリフォルニアの地から、自慢のスローフードやライフスタイルを伝えていました。
見逃した方のためにDVDが出ています。

アリスのおいしい革命

アリスのおいしい革命

実は、エム・ヴイ・エム商事が日本で初めてベビーリーフの生産をはじめる機会は、アリス・ウオータースさんからいただいたと言っても過言ではありません。サンフランシスコの対岸、バークレイにある小さな自然食レストラン「CHEZ PANIEZUE」で、当社の会長(石田忠明)が色とりどりの形が異なる幼葉ばかりのサラダ…そう、ベビーリーフサラダを食べたのがすべての始まりでした。もう20年以上も前のお話です。^^;
日本で初めてベビーリーフサラダを食べることができるようになったその時、ベービーリーフ生産していたのがトッド・クーンという「CHEZ PANIEZUE」でシェフをしていた男性でした。日本国内でのベビーリーフ生産をはじめ、この20年に渡るエム・ヴイ・エム商事のベビーリーフへの取り組みは、アリス・ウオータースさんが作った一皿のサラダからだったのです。(詳しくはエム・ヴイ・エム商事のサイトで会長の石田が「BabyLeafとの出会い」で語っております。)
私達は20年間ベビーリーフを生産・販売するにあたって、常にアリス・ウオータースさんが提唱しているライフスタイルの9か条を念頭に置いてきました。

アリスの9か条

  1. 持続可能な方法で、環境に配慮して作られたものを食べるようにしましょう。
  2. 旬なものを食べましょう。
  3. ファーマーズマーケットで買い物をしましょう。
  4. 庭で野菜やハーブなど食べられるものを栽培しましょう。
  5. ものを大切にし、堆肥をつくってリサイクルしましょう。
  6. 料理はシンプルに五感を使うようにしましょう。
  7. みんなで一緒に料理をしましょう。
  8. みんなで一緒にご飯を食べましょう。
  9. 食べ物は尊いということを忘れずに。

実際に、MVMのベビーリーフは環境保全型農業で生産されています。堆肥は当社のカット野菜工場よりでた廃棄物からできたもの、またマッシュルーム栽培を終えた菌床を使用して、リサイクルにも努めております。栽培するベビーリーフは季節ごとに変えて、ミックスはできるだけ旬のものを選んでブレンドしています。
そして、私達はこれからも、アリス・ウオータースさんの提唱を忘れることなく進んで行きたいと思っております。


ほんとうに豊かに暮らすためのオーガニック料理バイブル、アリス・ウォータースさんの完全レシピ集の日本語版です。

アート オブ シンプルフード

アート オブ シンプルフード

本の構成は、Part1が「レッスンと基礎レシピ」でソースやサラダ、パンなどのつくり方、Part2には「毎日の料理」と題して美味しくシンプルかつ安全なオーガニック料理のレシピが300種類ほどあります。