GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

ベビーリーフ生産20周年記念祝賀会


現在、エム・ヴイ・エム商事㈱の会長である石田忠章がサンフランシスコの対岸バークレイにある小さな自然食レストラン「CHEZ PANIEZUE」でベビーリーフと出会い、「CHEZ PANIEZUE」でシェフをしていた生産者からはじめてベビーリーフを輸入して、1994年9月4日に日本で初めてベビーリーフが販売されました。しかし、植物防疫上問題で検疫がだんだん厳しくなり、輸入では品質が安定せず、安定供給出来ないという問題が生じてきました。(写真:輸入物のベビーリーフ)→

そこで、これは日本の国内で栽培をしよう!と立ち上がってくれたのが、神戸大学農学部津川教授からご紹介いただいた現在は丹波市、当時は兵庫県山南町だった農家さんのみなさま。すぐに栽培契約をして1996年に「ベビーリーフ研究会」を発足。その後すぐに神戸市西区の農家さんから他の作物の栽培をやめ、ベビーリーフだけで生計を立てたいと気合いたっぷりの専業農家さんが次々に表れ、本日に至っております。

2016年の今年はちょうど「ベビーリーフ研究会」発足から20年。
兵庫県の生産者み~んなで、日頃の疲れを癒やす「ホテルニューアワジ」の温泉に浸かって、美味しいものを食べていただくために、1泊2日の慰安旅行に行って来ました。

お肉もお魚も野菜もたくさんお料理がでたのですが、心に残ったものを載せておきますね。食べながら、農家のみなさまと昔話をいっぱいしました。楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったことなど、この20年を一緒に振り返って語れる仲間がいるって幸せなことです。そして、こうしてベビーリーフと共に歩んで、自分もまた成長してこれたことに感謝です。
 
そして、祝賀会で食べて飲んで歌って踊った翌日は美術鑑賞です。

徳島県鳴門市にある美術館「大塚国際美術館」で世界中の名画「最後の審判ミケランジェロ)」「モナリザレオナルド・ダ・ヴィンチ)」「真珠の耳飾りの少女フェルメール)」などなど、もう鳥肌が立ってしまう名作ばかりを一度に鑑賞。この美術館、実はすべての作品が偽物なんです。偽物とはいっても、ここにあるすべての作品は世界の名画を完全再現したもので、原寸大を感じることができる。そして、さらには有名な作品しかないロープなどがない。もう明るいところで間近に見れて、ツーショットが撮れてしまう美術館なんて、ココだけだ!楽しい!本物の作品が日本に来たとしたら大行列で疲れるだけなのに、この美術館に来ればゆっくり見れて楽しめる。なんて贅沢なんでしょう。ここはお勧め美術館でしたよ!

お昼は淡路島に戻って「うめ丸」で鯛の活造り!!

きゃー!活きたまんまの鯛の造りは新鮮そのもので、お刺身、そして絶品のアラ煮、お吸い物にと鯛の旨さを充分に味わい尽くしてきました。ピクピク踊り跳ねる活け造り、目が合うからと目を隠していたテーブルもありました。

そしてきっと「うめ丸」ならではの豪快な宝楽焼は、おしゃべりな私を無口にするほどに美味しく、身がプリプリで食べるのに忙しかった!もちろん残さず、鯛をしゃぶりつくしてまいりました(^^)/

ああ、また行きたい。30周年は2026年。私は何をしているだろう?(笑)きっと頼もしい後輩達が、もっと美味しいものを食べさせてくれると信じて、これからもガンバリマス!