4年前、2015年11月に当社40周年記念式典でご講演いただいた玉岡かおるさん著作「お家はん」(上)(下)を読破できました。
播州弁の語りでその当時の社会の様子を窺い知ることができた名作で非常に活気に溢れた町 神戸が描かれています。
その記念講演の2年後の2017年7月この物語の主役であり舞台となった鈴木商店本社跡に「鈴木商店モニュメント」が完成されていることはご存知だろうか?
場所は神戸ハーバーラン北側の神戸中央郵便局向かい側の歩道に設立されています(中央区栄町7丁目) 神戸を繁栄に導いた功績を称えて現神戸市長のご臨席のもと記念式典があったようです。
さらに同年12月にポートアイランドに移転してきたのが、鈴木商店の流れを組み唯一 社名に鈴木の名前を残す鈴木薄荷株式会社であり、しかも当社の近隣に位置します。(中央区港島南町)鈴木商店が発展の初期に扱い始めた商品をそのまま受け継がれているようです。
なにか「縁」を感じましたので このブログに書かせていただきました。
蛇足ながら、先日から子母澤寛著「勝 海舟」読み始めましたら、BSNHKで勝海舟の父親である勝 小吉夫妻を主人公にした「小吉の女房」が始まりました。大幅に脚色されていますので 原作通りとはいきませんが 幕末前の江戸の最後の古き良き時代のお話に仕上がっています。