夏に食べるセロリ*1が大好きだ。
特に信州産の新鮮なものが一番好きだ。
暑い夏のギラギラ陽射しに照り付けられ、弱って帰宅した時になど、冷蔵庫でよ~く冷えたセロリに、少しお塩を振りかけてガブリとかぶりつく。
かぶりついたとたんに、口に広がるセロリのジューシーさと適度な歯ごたえ、瑞々しい香りに包まれながら、弱ったカラダがホッと一息ついているのを感じます。
セロリの特徴的な香りはアピオイルという精油成分やアピインなどによるもので、これらにはイライラを鎮め精神を安定させる働きがあると言われているからでしょうか?旬を迎えたセロリは噛めば噛むほど薬効成分がはじけでて、カラダに良いのは間違いない!のです。おやつ代わりにバリバリ音を立てて食べる。おそらく最高に健康的で贅沢なことなのだろう。
ああぁぁぁ、セロリ、美味しいいぃぃぃぃぃいい!
なので、我が家ではセロリは夏に欠かせない野菜なのです。スイカも夏には欠かせないけれど、スイカ以上にセロリは欠かせない。
何故か量販店では、本当は大きな株で収穫されたセロリをバラバラにして販売しているので、鮮度が落ちて茎のあたりが薄茶色になってしまったものや、見るからに生気のなくなったしなしな葉のセロリばかりで、いつも残念に思う。
セロリ生産畑で見かけた重たそうな株のままで販売しているところは、ほぼゼロに等しいし、鮮度の良いものにもなかなか出会えないから、野菜市をマメにチェックしつつ、目利きができそうな八百屋さんもチェックしなければならない。
夏場の長野県、冬場の静岡県が日本国内のセロリ二大産地らしいので、夏は「新鮮シャキシャキの信州産セルリー」と描いてある箱を八百屋さんの周りで探してみたりしています。(笑) そして、確実に手に入れたい私は、目星をつけた八百屋さんに事前にお願いしておくのが、いまのこところベストな入手方法となるのです。
食べる前の、セロリのスジ取り作業も好き。根元からスジをシューッと取るのだけど、最後まで全部スジが取れるように力の加減を考えて、息を整える。
なので、いつも、茎がしっかりしているのに、簡単にぱきんと折れてしまうような*2、できるだけピンピンした緑の葉がたくさんついた新鮮なセロリとの出会いを待っています。
根元の茎はいつもそのまま食べちゃうのですが、葉はスープやシチューに入れるとグッドです。酢漬けにしたりすると良いと思うのですが、いつも保存しようと思う前に完食してしまうので、なかなかチャンスは訪れない。(汗)