GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

ミニ青梗菜「ちびちん」

生で食べれる青梗菜。サッと湯どうしすると、綺麗なエメラルドグリーンに輝くのです。やわらかいのに、シャキシャキとした食感。口の中でジュワっと広がる瑞々しい青梗菜本来の甘み。こんな青梗菜に出会ったことがなかったので、すっかり感激してしまい。当社でも販売させてもらうことにいたしました。

名称は「ちびちん」といいます。小さい、背丈は8cmから12cmぐらいのミニサイズの青梗菜のことです。
品種はシャオパオというミニ青梗菜用の特殊なものを使っています。ただ、ミニ用の品種だからと言って放ったらかしにしているとすぐに大きくなってしまいますので、適切な大きなに揃えて収穫するのが難しいです。
栽培は農薬や肥料体系を勉強し青梗菜に最もあった環境を作り出すことによって窒素成分を抑えた非常に柔らかくて小さな青梗菜ができました。多くの生産者が嫌がる、早い段階で収穫することで窒素成分を抑えるように努力しています。
周年で取り扱いいたしますが、やはり夏場は数量調整をさせていただく場合がございます。旬はやはり冬で、霜にあたって葉がやわらかくなり、おいしさも増します。
栄養価としては、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。冬季のビタミン供給源としてカゼの予防に役立つほか、青梗菜に含まれるミネラル類が胸やけや胃のむかつきに効くと言われてます。また、メラニンの生成を抑制し、肌を白くするなど美肌効果があるともいわれています。
特徴

  • アクが少なくて甘い!(硝酸性窒素の含有量が従来の1/10)
  • 瑞々しくて筋張らない!(生で食べられる)
  • 調理が簡単!(そのままサラダに使う、鍋に入れる、炒める)
  • 日持ちする(冷蔵庫で2週間持つ)

従来の青梗菜との違い
青梗菜はそもそもが中国野菜ですが日本に来したのは割りと最近のことのようです。当時は珍しい野菜で今のように一般的な野菜ではなかったようです。現在、普通に購入するサイズは大抵は20cm以上の大きなものが主流ですがこのサイズでは土からの窒素分を吸収しすぎるため青梗菜が本来持つ柔らかさや旨みを失ってしまいます。そこでもっとも美味しい状態で収穫したのが「ちびちんです。作業上の手間を省くために太らせて出す従来の青梗菜のやり方ではなく手間を覚悟で収穫したことで柔かさと独特の甘みを生み出しました。軸の部分は生のままでも筋張らず、パリパリとした食感が食欲をそそります。