活発な梅雨前線の影響で、九州各地で大雨が続き、MVMのベビーリーフの契約農家が多い熊本市でも、6月としては観測史上最大となる降り始めからの雨量が400ミリを超え、熊本市の中心部を流れる白川が普段より4メートルほど水位が上がって上流からの濁った水が激しい勢いで流れ込んだことから、15万人に避難勧告が出され、ベビーリーフの畑も一部が冠水してしまいました。
今日は天気が回復して、だんだん日差しが戻りつつあるようですが、雨が止んだ後も地盤が緩み、川も水位の高い状態がしばらく続きます。今後の土砂災害への厳重な注意も必要です。また、一度水に浸かってしまったベビーリーフは、畑の水が引いてもほとんどが倒れてしまい、商品にはならないので、残念ながらすべて鋤き込むしかありません。もう少しで収穫だったのに…。農家の皆様のご苦労を考えると心が痛いです。
つきましては、熊本県産のベビーリーフの生育リズムが狂ってしまいました。水が履けるまで、毎日行うべき播種(種まき)が中断することになるので、おそらくその影響が2〜3週間後に出てくると思われます。他産地でできるだけフォローはいたしますが、しばらくの間、品薄となりますこと、ご了承ください。