梅雨でムシムシ・ジメジメの毎日。先日私は、六甲高山植物園に行って来ました。
六甲山頂近く海抜８６５メートルにある植物園で北海道南部と同じ気候をいかし高山植物を中心に世界の寒冷植物、六甲山自生植物など約1500種類を栽培しています。涼しさを求めて出掛けたのですが、下界より５℃ は低い気温に軽装で出掛けた私は寒いぐらいでした。
園内はロックガーデン、湿生植物区、樹林区などに分けられ自然に近い状態で栽培、鑑賞できるよ うになっています。咲き始めたササユリ、装飾花のない日本固有のコアジザイ、高山植物の女王コマクサなどマップを見ながら散策するのは楽しくもあ りいい運動になりました。特に田舎育ちの私が興奮したのは、イトトンボとモリアオガエルの卵に出会えたことです。昔の遊び友達です(笑)。
園内で はスタッフによる『花のガイド』もあります。是非無料ですので参加をお勧めします。私の発見出来なかった花、シチダンカを見ることが出来ました。 この花は六甲山で再発見された幻の八重咲きのヤマアジサイです。いつも見ているアジサイとは違い小ぶりで可愛らしい花でした。今年は裏年にあたる らしく木々の花があまり咲いていないのが残念でした。その分来年が楽しみですね。
近隣には六甲オルゴールミュージアム、ガーデンテラスなどもあり ますのでぜひ節電の今年の夏、自然のクーラーを浴びに出掛けてみてはいかがですか。
