経理・総務部です。
最近よくいろんな場所で目にする「AED設置場所」の表示、みなさん気になっていますよね?このたびMVM社内にもAED機器を設置することになり、今日はメーカーの方による取扱い講習会を実施しました。約1時間の講習、ほぼ全社員&現場リーダーが参加してみんな真剣に受講しました。
対処方法等はインターネット等でも案内されているので省きますが、きっとみんなが不安に思っていたAEDを使う場合の疑問が今日の講習会で少し解消されましたので紹介します。
■ 人工呼吸・・・ってためらいますよね。
A. ためらっているくらいなら「胸骨圧迫」という処置で心臓を動かして!
■ 胸骨圧迫?!
A. 胸の中心部分を約5cm(かなりの力で)押し下げ続けます。
■ どれくらいのペースで押すの?
A. 約100回/分 ←男の人でも続けるのは大変!
■ もし肋骨が(圧迫によって)折れてしまったら・・・?
A. 救命行為で骨折させてしまった場合は、
責任を問われないそうです。
そして、折れてしまっても押し続けて!(> <)
■ 人ごみの中でもAED機器の音声は聞こえるの?
A. かなり大きな音で指示をしてくれます。
■ この倒れている人に「AEDを使ったら、もしかして逆に重症にしてしまうのでは?」
A. 大丈夫です。電極パットを胸に貼ったら機械が自動で心電図を解析して
(ペースメーカーを検出する機能も付いているので)判断してくれます(一部機器除く)。
■ よくドラマで見る電気ショックを流す際の「みなさん下がって!」は大切?
A. 周りに電流が流れると実際必要な人に流れるパワーが減るので、近寄らないで!
(もちろん周りの人が通電のショックを受けないためにも)
AED機器の宣伝等で「音声ガイドがあるのであなたにも使でます」とよく言われていますが、実際に目の前で人が倒れて呼吸をしていない場面に遭遇したら、みなさんは【使える勇気】ありますか? 今回の説明を聞くことで、きっとみんな以前よりあの「AED設置しています」サインから目を逸らすことなく少しは自信がついたのではないでしょうか。
使わずに(もちろん使われずに!)済むならそれが一番、でもいざという時は「救命」の手助けをしたいですね。