北海道オフィスの瀬尾です。*1
僕はテレビは野球中継と教養番組を時々見るくらいで、情報収集はTwitterとRSSで随時飛んでくるブログやニュース記事などを読んでいるだけですが、余程アカデミックな人と接したとき以外、何も知らずに恥ずかしい思いをしたことはないですね。
だから、新聞は自分のお金では10年は買っていないと思います。
それにしても、前回放送のカンブリア宮殿は面白かったですね。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20121101.html
内容としてはリノベーション(Renovation)で建物の価値を倍増させるという事だったのですが、やっぱり現代の世の中はモノが溢れすぎているのにもかかわらず、あらゆるものが不足していた時代の呪縛から逃れられないのでは？と問いかけられる内容でした。
そのあたりは僕達、八百屋の商売も一緒で、日本に持ち込まれていない野菜を持ち込み定着させるのはこれからの時代困難かもしれませんが、これまであるものの価値を再発見させることはコストも掛からず簡単かもしれません(野菜じゃないですが、塩麹とか食べるラー油なんて昔からあったわけですし)。
例えるなら、お爺さんの大学教授が書いた難しい経済学の本を"誰でも分かる経済学の本"みたいに、著者が何も生み出していなくても、だれでも分かる言葉で再編集すると、そこに価値が出てベストセラーになるような商売が今後の伸びるように思えます。
本ではないですけど、iPhoneなんかその典型例です。
企業文化としてはGoogleの方が素晴らしいと思いますが、商売の"あざとさ"という点においては、やはりスティーブ・ジョブズを見習わなければならないですね。
リノベーションとは・・・
"建物を大幅に改修すること。
古い建物を新しい状態に戻すことではなく、建物に新たな付加価値を与えることを目的とする。リフォームとの明確な定義の違いはないが、一般に大規模な設備更新や間取り変更などを伴うものをリノベーションと呼ぶ。
オフィスビルを住宅用に改修するような用途変更を伴うリノベーションは、コンバージョンと呼ばれ区別される。
2006年6月25日に東京MXテレビで放送されたガリレオチャンネルによれば、新築よりも安く自由な設計ができるため、需要は増加している。新築信仰とも言われる新築志向の日本の住宅への価値感の問いかけもされた。"
*1:「北の国ではたらく所長のブログ〜遙かなる大地より〜」というMVM 北海道OFFのブログを書いています。こことあわせて読んでください。
