経理のKです
連日猛暑が続いていますが体調に気をつけこの夏を乗り切りたいものです。
さて、先日東京商工リサーチの方から小誌をいただき参考になる内容がありました。
それは最近、メールやインターネットが発達しているのでカネと時間をかけて取引先を訪問する機会が減っているとのこと。極端な例では取引先が倒産していざ訪問しようとしたところ、誰もその取引先の正確な所在地を知らなかったというお粗末な事例。取引開始から2年、一度も取引先を訪問したことがなく、すべては電話で事が足り、入金も相手が手形を持ってきてくれたのでその取引先を訪問する必要がなかったと営業マン。
取引先を訪問しなくては相手の動きが分かるはずもなく焦げ付いたのももっともなこと。
与信管理の基本は取引先の変化、動向を敏感にしかも早くつかむことです。
業績が悪化すると社内の雰囲気は微妙に変わってくるもの。儲かっている会社は、事務所内の雰囲気も明るく活気に満ち溢れています。
そこで取引先訪問時のチェックポイントは
■ 事務所
- 事務所内に活気があるかどうか
- かかってきた電話にはすぐ出るかどうか。だらだらした話し方をしていないか。
- 事務所内がきちんと整理整頓されているか。特に事務所に入った時の第一印象はどうか。
- 従業員の服装に乱れがないか(最近は制服のない会社も増えているが、なおさら服装に注意を払いたいものです。
- 来客が分かっているにもかかわらず、なかなか対応に出ようとしない。
■ 工場
- 工場内がきれいに整理整頓されているか。
- 現場の人たちがテキパキ動いているかどうか。儲かっていない会社では現場の人も暇そうにしています。
■ 倉庫
- 製品あるいは原材料が山積みされていないか。
- 車の出入りが多いか少ないか。
以上が主なチェックポイントです、営業のみなさん是非参考にしてください。
また、弊社も以上のようなことがないか身を引き締めたいものです。