営業一部 Tです。
先月、北海道のニセコへスキーに行ってきました。10年以上通っているのですが、近年はゲレンデで見るのはオーストラリア人か中国人ばかりでグローバル化がすすんでいるのをあらためて思い知らされます。
昼間のゲレンデはさらに家族連れや就学旅行生などでにぎやかなのですが今回、ご紹介するのは夜のゲレンデです。
夜のゲレンデはしんしんと雪が降るのを眺めながらスキー板の反発を感じつつ、ただただ滑走します。ふと立ち止まり、耳を澄ますと何も聴こえてきません。
たまに遠くからリフトの音がかすかに聞こえるのですが、まるで目に見える全てが眠っているような静けさに包まれます。
その時、ふとSound of Silenceのメロディが心に浮かびました。
Sound of Silence は「砂漠の民が夜の静寂の中で遠くから聞こえてくる獣の声がかすかに響く様の中に何もないようでひとりでないような存在感=神への畏敬」を表現しているそうですが、日本人風に解釈すると自然への畏敬でしょうか。音のない中にも存在感を感じとる繊細さ、情緒は世界共通なのだなあと思いを巡らせてしまいました。
「日々の喧騒を忘れて静寂の中で心を澄まし、大自然の一部であることを感じる」ことに興味のある方にはぜひお勧めします。