先日、あべのハルカス美術館で開催中の「北斎展」に行ってきました。
今回の展覧会は大英博物館との共同プロジェクトで5月から8月に開催されたイギリスでは大絶賛だったようで、テレビでも北斎特集の番組を多くしていたので気になっていました。
展示物の版画や錦絵は大英博物館やその他外国の美術館所蔵のものが集まっていました。
約200点ほどですがたくさん海外に流出しており、有名な「富嶽三十六景」だけでなく、北斎の晩年の作品、北斎の娘・葛飾応為の作品、版画に肉筆画も北斎の名作がこれほど多く揃うのは珍しいそうです。
北斎の晩年60歳頃から90歳までの作品が展示されており、80歳を過ぎても歩み続け、100歳になれば神の領域に達するだろう、、、と90歳で亡くなるまで描き続けました。
その生命力・信念に脱帽です。亡くなる直前の作品の数々は、凄みというか深みがあり研ぎ澄まされた印象を受けました。
11月19日まで開催されているので機会があれば是非。