今年は残暑が厳しく、台風に翻弄され、消費税率が変わる鬱陶しさに、10月になってても慣れなずにグズグズしていたのですが、ラクビーワールドカップの日本代表の活躍にすっかり心奪われ、いつの間にかスカッと気分が晴れて、週末の試合が楽しみでワクワクしていたところに、また台風19号がやって来ると…。10月にまだ台風…。地球温暖化で年々台風が大型化している様にも感じます。
日本って、朝日が昇っただけで手を合わせてしまう様な自然崇拝の国なのに、台風はまだ私達に自然のチカラの驚異を見せつけたいのだろうか？昔から日本人は四季が織りなす美しさを知り、山、海、川に囲まれた自然豊かな土地である日出ずる国ですから、作物の実りや狩りでの収穫も全て、自然に感謝を捧げて生きてきました。なのに地震や津波とすでに充分すぎるほどに自然のチカラを思い知らされてもきました。神様、どうか、もう、お許しくださいませんか？我らがブレイブ・ブロッサムがスコットランドを倒して、8強と言われるステージにあがるところが観たいんです！
自然崇拝国家に生まれて、ん？と思ってしまうかもしれませんが、10月のイベントといえばハロウインでしょー？10月31日のハロウィンの夜は、死者が家族を訪ねてくると云われていて、悪い霊や精霊、魔女も現れるので身を守るため仮面を被り、魔除けの焚き火をします。*1そして翌朝に焚き火の火を各家庭のかまどへ新しく入れことにより、悪さをする精霊を浄化する。これは太陽の季節（収穫の季節）が終わり、 暗闇の季節（冬に田畑を休ませる季節）が始まることを意味するものなのだそうです。
気分的にはいますぐにでも魔除けの焚き火をして、日本に台風を寄せ付けないようにしたいのですが…。
ハロウインと聞いて、あまりピンとこなくても「秋の大収穫祭」だと思って、食欲の秋を楽しみたいですね。我が家も、心がけて秋の実りを食卓に並べて、自然に感謝して生きていこうと思っております。
*1:これに因んで仮装やジャックオランタンが登場したらしい。
