GREENLAND

エム・ヴイ・エム商事株式会社の扱う野菜・果物に関する商品や産地、販売情報から、生産者、栽培方法、旬、栄養、保存方法、レシピ、美味しいお店、果ては会社や仕事の、楽しさ、新たな発見、感動、熱い想いなどなどをスタッフが綴るブログ。

ゆく川の流れは絶えずして

25年が経ちました。

1995年1月17日の神戸淡路大震災から25年。

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1月16日に東遊園地にある「復興と震災のモニュメント」を訪ねました。
ほとんどひと気のない敷地を通り抜けようとする南端にそれは位置します。
亡くなられた方々のネームプレートが祀られており、毎年、想いのあるひとが花束などを持ってご冥福をお祈りしに参られています。

翌日になれば多くのテレビ中継車やマスコミ関係者で溢れんばかりになるはずのこの場所で、一団の小学生に忘れ去られていくこの震災を語り継いでいく語り部の方がいらっしゃいました。
俳優でもある堀内正美さんでした。
俳優業の傍らでこの活動を長きにわたり続けてくれています。ありがとうございます。

私はこの日、堀内さんの活動の一端とともにご本人を初めて拝見した次第です。ただ、テレビドラマには若い頃から多数出演されており、今年で70歳になられる堀内さんが23歳の時に出演されたテレビ番組を初めて見て以来 印象に残る演技とともに記憶しておりましたので 軽い感動を覚えた次第です。

 

60年後も欅(けやき)はありました。

新年3日、京都の青蓮院を訪ねました。

司馬遼太郎さんが小説の題材を求めて1960年に青蓮院を訪問した様子が白黒写真で雑誌に掲載されているのを見て以来、同じ場所に立ってみたいという念願を叶えることができました。

白黒写真には司馬さんが青蓮院の一隅に聳え立つ大欅の横に立つものでしたが、今もその大木は残存しており感銘を受けた次第です。(但し、木の周りは立入禁止でした)
青蓮院は平安神宮知恩院からも近くに位置しており、親鸞上人ゆかりの寺でもありますので 京都観光の折には是非訪ねてみてください。

司馬遼太郎「街道をゆく」の視点

司馬遼太郎「街道をゆく」の視点

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本