19日から県をまたぐ移動の自粛も解除(??「自粛」の「解除」とか「自粛」の「緩和」という日本語もおかしいですね)されましたが、みなさんいかがおすごしでしょうか。
わが社でも4月から在宅勤務を取り入れ、緊急事態宣言解除後もオフィス勤務と在宅勤務を組み合わせて出社人数を従来の半分にするように取組んでいます。
在宅勤務のメリットデメリットについては色々あると思いますが、個人的には仕事のオンオフのスイッチが切り替えにくいということを感じていました。休日でも電話対応などをしなければならない職種なので、もともと切り替えにくいのですが、それでも毎日の通勤時間の中で仕事モードを高めたり、帰り道で仕事のあれこれを整理しながら徐々にクールダウンしたり、ということで切り替えていたことに在宅勤務をして初めて気づき、そしてその重要性を感じました。
そんな時ふと見たお香の会社のHPに「自宅でできる『瞑想』のすすめ」というのがありまして、よさそうだったので在宅勤務で少し余裕のできた朝の時間に「瞑想」してみることにしました。
まず「塗香(ずこう)」というお香の一種を手のひらにぬってその香りを深く吸い込んで体中に行きわたらせるようにイメージします。呼吸は鼻で深く吸って、口から細く長く吐く。それをゆっくり繰り返していくうちに胸のあたりにあった体の重心がだんだん下がってきて丹田(おへその下あたり。東洋医学で全身の精気の集まる場所とされます)に落ちてくる感覚になります。
神経を使う仕事で消耗したり、トラブルでバタバタしたりしていると知らず知らずのうちに呼吸が浅くなるのかと思いますが、呼吸を整えることでまず何をすべきか落ち着いて考えられるようになります。得体のしれない、なんとなく不安な気持ちも「心配することはない」と思えるように。まだ街も家の中も静かなので「ここは林の中のお寺のがらんとしたお堂、朝のひんやりとした空気で浄化される・・・。」
そんな私をみて何をしているのかと主人が尋ねるので「『瞑想』することにした」というと「また『迷走』してんのか」というのでかみつきそうになりました。まだまだ瞑想が足りないようです(><)