ロジスティック部・〇田です
コロナ禍となり一年が経過、「ニューノーマル」「WEB会議」「リモート飲み会」「非接触」等、「IT系」や「個単位」に関する新しい単語が増えていますがみなさんお変わりなくお過ごしでしょうか。
そんなデジタルでソーシャルディスタンスな日々ですが、私は昨年夏から「超・アナログ」な【ぬか漬け】にハマっています。
きっかけは毎夏親戚から届く「水ナス」。たっぷりの「ぬか」に漬かった状態で届くため、水ナスを食べ終わった後の「ぬかがもったいないなぁ・・・、でもきっと腐らせるやろなぁ・・・」と申し訳ないと思いつつポイしていました。
ただ、昨年はコロナを近づけないために「免疫力も大切」と見聞きするようになり、なんとなく素人考えで「ぬかって、身体に良いかも?ダメもとでやってみよう」と予備知識なしでとりあえずキュウリやなすびを適当にぬか床へ入れてみると・・・。最初はもちろんプロのぬか床なので、めちゃくちゃおいしく漬かりました!が、それもつかの間、ぬか床がペチャペチャに水っぽくなってきたのです💦
社内のベテラン主婦に相談、「そら、米ぬか足さなあかんわ(どこで入手するの?!)。干し椎茸とか唐辛子も入れたらええよ」とのアドバイスを受け、スマホで「ぬか床 水っぽい」「ぬか床 量が減った」等々検索。追い米ぬか、唐辛子等を調達、そして「捨て野菜(すごい言葉ですがこれがええ働きしてくれるのです!)」も入れてぬか床を落ち着かせたところ・・・、数日するとぬか床がふっくらしてきたのです!
その後も、一番心配だった「ぬか床混ぜ」(たまに混ぜるのを忘れても問題ないと判明!)もなんとか継続、我が家の食卓にぬか漬けが並ぶことが多くなりました。
ここ最近で一番「購入してよかった」と思うものが「野菜の色落ち止め鉄製なすび」と「水取り器」です。水取り器(周囲の水分が器の中に溜まります)のおかげで、水ぽくなるのが少しマシになってきました。
※「鉄製なすび」、写真用で表面に置いていますが、本来は埋もれています
ぬか床って「会社」に似てるかも?!
■ 新しい米ぬかを足したときはまだ全体に馴染んでおらずピリピリしたぬか漬けになるときがあります。会社全体で新しいことを始めるときは何かとピリピリしますよね(笑)
■ 同じ野菜でも形や大きさ・鮮度等によって漬かり具合がまったく違いますが、それぞれ風味豊かにおいしくなります。個性も世代も異なるメンバーが一緒に働く職場、いろんな壁にぶち当たることもありますが、気が付くと時間をかけて馴染み直していたり、そこから新しい風が吹いていることも。
■ 干し椎茸や昆布は野菜ほど目立つことはありませんが、じんわり・しっかり全体を調和、そして唐辛子のように時にピリッとさせてくれるバックオフィス業務のような存在。
■ 馴染んでいる(先輩)ぬかも、(新メンバー)野菜や米ぬかと混ざることで少しずつ刺激を受けて変化、気が付けばみんな一つにまとまって味わい深くなる。そしてまた新しい素材が変化をもたらしてくれる。
なんて思いながら、もうしばらく「ぬか床混ぜ込み生活」を続けてみようと思います。