代表の石田です。
新年明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。
『このたびの不況はチャンスあるいは好機到来である』と仕事始めの今日、多くの経営者がこのような挨拶をされているのではないでしょうか。
我々農産物商社に取っても、消費環境を除く多くの要素がプラスに転じています。 一つの例として急激な円高そして原油価格の下落。 これらにより我々が扱う輸入農産物は価格的な競争力を大きく増しています。 昨年まではユ−ロー・NZ・豪ドルあるいは韓国のウォンに比べ円が独歩安だっため農産物に限らず一次産品全般の買い負けが続きました。 世間では『マグロが食べられない！』と心配する声も出ているぐらいでした。 今年はかなり様子が違うのではないでしょうか。
また、『自給率改善』・『地産地消』の時流から国内農業に大きく注目が集まっており、我々が開発を手掛けている北海道・九州離島などの野菜産地の戦略的重要性が高まっています。 さらに青森で始めたニュ-ビジネス、アップルスウィ−トはベビ−リ−フと同様、国内農産物の新市場を創出し地域復興に貢献できるビジネスということで時代は追い風であると確信しております。 関連会社のアップルファクトリージャパン（青森碇ヶ関）では、今春に最新のクリ−ンル−ムを備えた新工場が完成する予定です。
このように2009年はいろいろなビジネスチャンスに満ちた年であると位置づけしています。 もちろん現在の金融情勢を考えるとこれまで以上にディフェンスにも気を配らなければなりません。 これまで通り『守りつつ攻める』のスタイルは変えず社員一同新たな可能性を開花すべく前進して行きたいと考えております。 本年も引き続きご指導・ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
